さて本日はマニアックなArcPyのプログラムからは離れてOpenStreetMapを紹介しようと思います。実は私も最近知りました。GISに携わる者としてこんな面白いものを知らなかったのは実に恥ずかしい。。。
OpenStreetMapとは
「OpenStreetMap(OSM)は、道路地図などの地理情報データを誰でも利用できるよう、フリーの地理情報データを作成することを目的としたプロジェクトです。
誰でも自由に参加して、誰でも自由に編集でき、誰でも自由に利用する事が出来ます。」
要するにウィキペディアの地図版ってとこですかね?!以下サイトから利用することができます。
地図の見方
以下ボタンをクリックしてください。
地図が表示されます。なかなか綺麗ですね!
拡大するとこんな感じです。ここが拡大の限界なのが微妙ですが、なかなかいいですね!
地図の編集の仕方
以下ボタンをクリックしてください。
編集したい場所に移動します。
ポイント、ライン、エリアのいずれかを選択します。
ポイントを置きます。
必要な情報を書き込みます。
保存します。
Saveして完了です。
これで自分の作成した情報がOpenStreetMapに反映されます。作図だけではなく、既存の情報を修正することもできます(コンビニが閉店してラーメン屋になった場合、ポイントの情報を変更する)。
地図データの出力
エクスポートを押すとデータをエクスポートできます。ただ、形式が「.osm」という形式のため、ArcGISなどで読み込むことができません(なんかプラグイン的なのが公開されていましたが、ArcGIS10.2.0用のはありませんでした・・・)。こいつをShapeに変換できたらすごく便利なのですが、それは今後調べてみようと思います。
地図を閲覧するだけならGoogleMapの方がいいと思いますが、この取組自体がとても素晴らしいと感じますし、色々メリットも多いと思います(例えば、通常地図には載らないであろう情報を自分や自分の仲間むけに載せることができますね。私が勤める会社の業務的にも使えそうな気がします)。
サイトの使い方などを少し勉強する必要がありますが、ぜひ皆さんも活用してみてはいかがでしょうか!