GIS奮闘記

現役GISエンジニアの技術紹介ブログ。主にPythonを使用。

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mxdperfstatを使ってみよう

ArcGISを使っていて、速度が気になることはありませんか?もしかしたらお使いのGISデータの速度改善ができるかもしれません。

ArcGISをお使いの方であればMXDはご存知かと思います。ただ、MXDの速度を計測したことはありますでしょうか?

そんな時はmxdperfstatを使えば大丈夫です。

ESRI公式のツールではなく、サポートはされていないのですが、無償で使用することができます。たしか、ESRI内の有志が集まって作ったとかだと思いました(ESRIの方に聞いたのですが、詳細は忘れてしまいました)。

以下のサイトからダウンロードできます。
https://www.arcgis.com/home/item.html?id=a269d03aa1c840638680e2902dadecac

こんな感じですね。
f:id:sanvarie:20181016160308p:plain

データ

神奈川県のポリゴンと適当な施設のポイントをmxdにしてみました。これを使用します。
f:id:sanvarie:20181017102527p:plain

使い方

以下のようにコマンドを入力してください(使用するexeのバージョンはお使いのArcGISに合わせてください)。スケールはオプションで付けることができます。ですので、各スケールによるパフォーマンスも測ることがことができます。

mxdperfstat10.4.exe -mxd C:\mxdperfstat\kanagawa.mxd -scale 2000


f:id:sanvarie:20181017103352p:plain

こんな感じでXMLが出力されます。これをEXCELなどで見ることができます。
f:id:sanvarie:20181017103501p:plain

EXCELで開くとこんな感じですね。「Refresh Time (sec)」列を見ると各レイヤの読み込み時間が表示されます。サンプルデータはデータ数が少ないのであまり差は出ていませんが、ここの値が大きければパフォーマンスに改善の余地があることがわかります。
f:id:sanvarie:20181017104040p:plain

GISのパフォーマンスの数値化というのはなかなか困難な作業かと思います(遅いとか早いとかは主観によるものですので)。もしそういったことにお悩みであればmxdperfstatを使ってみてはいかがでしょうか。