今回はGISではなく、Python一般的なお話です。皆さんはPythonを使用する際、pprintをお使いでしょうか?使ったことないという方はとても便利なので、ぜひ使ってみてください。
pprintとは
リストや辞書などをきれいに整形して出力・表示したり、文字列(str型オブジェクト)に変換するPythonの標準ライブラリ。
使い方
通常のprintではリストや辞書の要素が改行されることなく1行で出力されます。
lis = ["Tokyo","Osaka","Nagoya","Fukuoka","Hokkaido","Kobe","Yokohama","Okinawa"] dic = {"apple":1, "orange":2, "banana":3, "pineapple":4, "persimmon":5, "melon":6, "watermelon":7} print lis print dic
やはりこれだと少し見づらいですね。
pprintはリストや辞書の要素が改行して見やすく出力します。
import pprint lis = ["Tokyo","Osaka","Nagoya","Fukuoka","Hokkaido","Kobe","Yokohama","Okinawa"] dic = {"apple":1, "orange":2, "banana":3, "pineapple":4, "persimmon":5, "melon":6, "watermelon":7} pprint.pprint(lis) pprint.pprint(dic)
printに比べるとものすごく見やすくなりましたね。
ちょっとした違いではあるのですが、例えばJsonなどを扱っている際はとても役に立つライブラリだと思います。本当に簡単に扱うことができるので、ぜひ今日から使ってみてください。