GIS奮闘記

元GISエンジニアの技術紹介ブログ。主にPythonを使用。

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ArcGIS Onlineを使ってみよう

さて、本日はArcGIS Onlineを使ってみようと思います。前から興味があったサービスなのですが、今までほとんどさわったことがありませんでした。これを機に色々勉強してみようと思います。

ArcGISOnlineとは

簡単に言うとクラウドGISです。様々なサービスがクラウド化されている昨今ですが、いよいよその波がGISにも来た感じですね。以下サイトに詳細が記載されています。ArcGIS Online | ESRIジャパン

ArcGISOnlineを使用するメリットとは?

やはり、デスクトップアプリをインストールする必要がなく、ブラウザ上で使用できるからではないでしょうか?アカウントさえ持っていればいつでもどこでもGISデータにアクセスすることができるというのは大きなメリットかと思います。

ArcGISOnlineのメリットがあまり生きないシチュエーションとは?

まだほとんど使ったことがないので推測ではありますが、作図・編集作業をがっつりやる場合はやはりデスクトップアプリを使ったほうがいいかと思います。あくまで参照・分析を中心とした作業をする際にArcGISOnlineの良さが生きるのではないでしょうか?この辺は使いながらメリットとデメリットをきちんと見極めてみようと思います。

ArcGISOnlineを使ってみよう

1.まずはArcGISOnlineのサイトに行きます。ArcGIS Online | ESRIジャパン
2.「ArcGISOnlineへログイン」を押してください。

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3.ログインIDとパスワードを入力します。アカウントを作成していない方は「Create a public account.」のリンクを押してアカウントの作成をする必要があります。

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4.ログインが完了すると、以下のようなページに遷移します。

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5.主題図 アナグリフ(グレー)(地理院タイル)の画像をクリックすると以下のような地図が表示されます。

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地図の表示まではすごく簡単ですね!

さて、どうやって使えばいいのか?と思っていたらなんと「逆引きガイド」が公開されていることがわかりました。とりあえず、これを使えば大まかな使用方法については把握できそうですね

https://www.esrij.com/cgi-bin/wp/wp-content/uploads/documents/ArcGISOnline_user_guide.pdf

今後試してみたいこと

  1. 色々なデータ(Shapeファイルとか)をArcGISOnlineで読み込み、編集してみる。
  2. ArcMapなどデスクトップアプリとのデータのやりとりを試してみる
  3. 表示範囲を限定する(例えば、東京都だけが表示されるようになるのかなど)。
  4. etc

まだ不明点はたくさんあるのですが、逆引きガイドを読むと大抵のことはできそうな気がします。

考察

新しくアカウントさえ作ればだれでもGISデータの共有ができ、ソフトウェアのインストールも不要なので、大きな組織で使う場合は本当に便利なサービスだと思います。ただ、編集作業をヘビーに行うような組織ではデスクトップアプリとの併用が必須のような気がします(デスクトップアプリで編集したデータをArcGISOnlineにアップみたいな流れになるのでしょうか)。とは言っても、時代の流れなどを考えると今後もますますArcGISOnlineの需要が高まるのではないでしょうか。