2016-01-01から1年間の記事一覧
さて、また間が空いてしまいましたが、今回もArcPyレシピを書いてみたいと思います。テーマは「フィーチャクラスの座標系の取得です」。例えば、GDBに複数のフィーチャクラスが入っている際、座標系が異なるフィーチャクラスが入ってしまっていた、というご…
さて、ブログの更新が滞っていましたが再開させようと思います。今回はArcPyでサブタイプの取得方法を紹介したいと思います。 サブタイプとは?! そもそもサブタイプとは何なのでしょうか?サブタイプは、フィーチャクラスのデータを分類する場合に使用しま…
さて、GWも終わり憂鬱な気分となっておりますが、本日もArcPyレシピを書いてみたいと思います。 本日のお題 ワークスペースのフィーチャクラス名とジオメトリタイプの取得方法 おそらく業務で使用するワークスペース(FGDBなど)には多数のフィーチャクラス…
さて、本日から簡単なArcPyのレシピ集を書いてみたいと思います。もっといい方法があるよ!という方はご連絡いただけると助かりますm(_ _)m 本日のお題 フィーチャクラスのカラム名の取得方法 フィーチャクラスを扱うにおいて、カラム名をとってきたいことは…
さて、本日はArcPyでオープンストリートマップのデータ(.osm)をShapeに変換してみようと思います。最近はまっているオープンストリートマップですが、出力できるデータ形式が.osm(実質xml)というものなので、なんだかなぁという感じです。とりあえずShapeで…
さて本日はマニアックなArcPyのプログラムからは離れてOpenStreetMapを紹介しようと思います。実は私も最近知りました。GISに携わる者としてこんな面白いものを知らなかったのは実に恥ずかしい。。。 OpenStreetMapとは 「OpenStreetMap(OSM)は、道路地図な…
さて、本日は「ArcPyで壊れたフィーチャクラスを抽出する方法」です。フィーチャクラスが壊れるって何?!と思う方もいらっしゃるかと思いますが、フィーチャクラスは壊れるんです。本当に貧弱です。 確認方法 属性テーブルのヘッダカラムをダブルクリックし…
さて、本日は頂点の間引き処理を行ってみたいと思います。ArcMapの頂点の間引きというジオプロセシングツールを使えばそれを実現することが可能です。頂点の間引き (Generalize)—ヘルプ | ArcGIS for Desktop ただ、以下のような問題もあります。 Standardラ…
さて、本日はラインの端点の角度を取得しようと思います。ラインの端点にはシンボルを置くことが多いので、端点の角度を取得して、そこにのっかるポイントに角度を与える場合などに使えるかと思います。 環境 Windows7 64bit ArcGIS10.2 Python2.7.3 事前準…
さて、本日はArcPyでライン接合を行ってみようと思います。背景などでけっこうラインがぶちぶち切れてしまっていることが多いので、この機能があればラインのフィーチャ数を減らすことができますね。Advancedライセンスがあれば、ArcMapで実行できるのですが…
さて、本日はArcPyを使用してラインの頂点数を取得してみようと思います。頂点数が多いとパフォーマンスにも影響が出てしまうため、余分な頂点数がありそうなラインを抽出するのに役立つかと思います。 実行環境 Windows7 64bit ArcGIS10.2 Python2.7 事前準…
本日は世界地図を作ってみようと思います。オープンデータ関連で検索すれば世界地図がダウンロードできるサイトがいくつか検索できます。ただし、すべて海外のサイトのため、表記が英語になっていて非常に見づらいです。なので、今回は日本人向けの世界地図…
さて、とうとうサッカーネタに手を出してみようと思います。最初は高校サッカーにしてみました。「どの県が最強なのか」というのを分析・視覚化してみようと思います。※ソースと作成したデータはGitHubで公開しています。https://github.com/sanvarie/Minnan…
本日は当ブログでもよく使用しているESRIさんの日本地図を加工してみようと思います。このデータは全国の市区町村ごとのポリゴンデータなのですが、県ごとのポリゴンが欲しいという方もいるかと思います。単純に県ごとにするだけなら簡単なのですが、人口や…
さて、本日は「ArcPyを使用してフィーチャクラスの情報をCSV出力する」です。実際に業務では数十個のフィーチャクラスがあり、それぞれにサブタイプなどを設定していたりします。例えば、サブタイプごとのアイテム数を抽出したい場合、一つ一つ確認していく…
さて、本日はZmap-TOWNⅡから住所データ(地番戸番)を抜き出してみようと思います。大変便利なZmap-TOWNⅡですが、これの住所一覧が欲しいなぁと思ってもゼンリンさんはそんなデータは用意してくれていませんね。なら自分で作ってしまいましょう! Zmap-TOWNⅡを…
このたびArcGISコミュニティを発足することになりました。 ArcGISは便利なエンジンですが、世に出回る情報量の少なさが玉に瑕ですよね(あったとしても英語ばかりといったことも多々)。ですので、困った時に質問や情報収集が出来るコミュニティの存在が必要…
さて、本日はpandasでHTMLの表をスクレイピングしてみようと思います。スクレイピングだったらBeautifulSoupやlxmlなどが有名ですが、HTMLの表をスクレイピングするのは割と面倒くさい作業です。「気象庁の震度データベース」というちょうどいいサンプルがあ…
さて、本日は神戸市のオープンデータを利用してみようと思います。阪神・淡路大震災「1.17の記録」に阪神・淡路大震災の記録写真が公開されています。前回行ったようにこの写真にジオタグを追加して、その緯度経度にポイントを配置してみます。 データのダウ…
本エントリー作成時にはサンプルコードが正しく動作したのですが、現状、正しく動作が判明しないことがわかりました。以下エントリーの方法で同じことが実現できますので、こちらを参照してください。www.gis-py.com さて、本日は「Pythonで画像ファイルにジ…
今回はfactbookを使用してみようと思います。factbookとは世界各国に関する情報を年鑑形式でまとめたアメリカ合衆国中央情報局 (CIA) の年次刊行物のことです。こんな便利なものが公開されているのですね。 ダウンロード 以下サイトからダウンロードします。…
本日はPythonでのArcobjectsの使用方法を書いてみたいと思います。PythonだとArcpyしか使えず、ちょっと難しいことをやろうと思うと途端にその貧弱さが露呈してしまいましたが、ArcObjectsを使えば大丈夫?!なはずです。それじゃあ最初から.NETで開発しろよ…
今回はオープンデータについてです。オープンデータとは誰もが自由に利用でき、再利用や再配布が許可されているデータのことを指します。つまり、「著作権フリーで自由に利用可能」ということです。素晴らしいですね!オープンデータをうまく活用すれば地図…
本日は将来推計人口について考えてみます。将来推計人口とは、国連や各国政府が推計した将来の人口のことです。日本では、直近の国勢調査による人口数を基に、出生率や死亡率などを考慮して推計し、国立社会保障・人口問題研究所がほぼ5年ごとに作成、公表し…
今回は数値標高モデル(DEM)の解析を行ってみたいと思います。数値標高モデル(DEM)とは地形のデジタル表現のことで我らが国土地理院が公開しています。参考までにですが、これは火星のティトニウム・カズマの数値標高モデル(DEM)を三次元表示した画像です。 …
本日はJ-SHISと地盤についてです。ご存じの方も多いかも知れませんが、J-SHISとは「地震防災に資することを目的に、日本全国の「地震ハザードの共通情報 基盤」として活用されることを目指して作られたサービス」です。ここから全国の地盤データをダウンロー…
本日は「Pythonでのモジュールとパッケージの作成」です。簡単なスクリプトなら一つのファイルで十分なのですが、ある程度の規模になるとクラスを分けたくなりますよね。そこでパッケージとモジュールです。今回はパッケージとモジュールの作り方について書…
明けましておめでとうございます。新年最初の投稿は「Pythonで緯度経度を平面直角座標(XY座標)に変換する」です。Pythonでジオコーディングをやってみる - GIS奮闘記で取得した緯度経度を平面直角座標に変換したいと思います。 pyprojのインストール pypro…